菌株 | 乳酸菌FK-23 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | ビフィズス菌BB536 |
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ヒトに対するエビデンスの有無 | |
その他効果 |
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菌株 | 乳酸菌EC-12 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | ― |
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菌株 | ラブレ菌 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | プロバイオテクス | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | ガセリ菌SP株 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | ― |
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菌株 | ヒトに対する エビデンスの有無 |
その他効果 |
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乳酸菌FK-23 |
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ビフィズス菌BB536 |
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乳酸菌EC-12 | ― | |
ラブレ菌 |
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プロバイオティクス |
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ガセリ菌SP株 | - |
健康に良いとされる乳酸菌やビフィズス菌ですが、そのなかでも乳酸菌FK-23(フェカリス菌)やビフィズス菌BB536を摂ることで、免疫細胞の働きが高まり、インフルエンザになった後の重症化も抑えられたという話があります。
実際に乳酸菌FK-23やビフィズス菌BB536を摂ることで、インフルエンザウイルスの感染を抑える効果があるのかを確かめるため、次のような研究が行われました。
乳酸菌FK-23を与えたマウスと、与えなかったマウスでは、インフルエンザ感染後の生存率に大きな違いが出た。
乳酸菌FK-23を与えなかったグループは、インフルエンザウイルスの感染後14日時点で生存率が40%だったのに対し、ウイルスの感染前・感染後ともに乳酸菌FK-23を与えたグループでは、生存率が100%だった。
このことから乳酸菌FK-23(フェカリス菌)は、インフルエンザの予防効果および治療効果が期待できます。
またインフルエンザに感染する前から乳酸菌FK-23を摂取すること、またインフルエンザに感染しても摂取し続けることが重要だとわかりました。
※ここで紹介している乳酸菌を摂れば、必ずインフルエンザにならないというわけではありません。
インフルエンザウイルスは、すべての人に高熱や関節痛などの症状を起こすわけではありません。軽い症状やまったく症状の出ない「不顕性感染(ふけんせいかんせん)」のケースもあります。
症状が軽かったり出ていないからといって外出すると、感染を広めてしまう可能性が大!インフルエンザの流行時期には、症状のあるなしにかかわらずマスクをしましょう。少しでも症状が出たらすぐに病院で診てもらいましょうね。
気道感染症(呼吸器官の病気)の一つで、重くなりやすい病気です。全世界では毎年25~50万人がインフルエンザが重症化して亡くなっています。
冬だけに流行する感染症ではありませんが、日本の場合は冬になるとに毎年のように流行し春の気配を感じられる頃には収束します。
これはインフルエンザウイルスが低温と低湿が好きだから。1961年にG.Jハーパーらの研究によると「温度20℃以上、湿度50-60%においてインフルエンザウイルスの空気中での感染力が下がる」ということ。日本の冬は、まさにインフルエンザウイルスの大好きな気候なんですね!
インフルエンザにかかりやすかったり、あるいは「ワクチンを打ったのにインフルエンザになった…」という経験がある人もいるのでは?
それは免疫力が落ちている可能性が大。免疫力が落ちていることで、インフルエンザウイルスと戦う力が弱くなり、ウイルスの体内への侵入と増殖を許してしまうのです。
もし免疫力が高ければ、インフルエンザウイルスが侵入しても、体内で増殖する前に撃退できます。
免疫力を高めるには、不規則な生活や偏った食事を見直すことが重要。とは言っても、忙しくてなかなか見直す時間もないですよね。
ならば自分と相性ピッタリな乳酸菌を摂って、腸内環境を整えましょう!腸内環境を整えることで免疫力がアップします。
自分にピッタリな乳酸菌を摂らないと、腸内環境に合わず排出されてしまいます。そのため自分に合った乳酸菌を選ばなければなりません。
「相性のいい乳酸菌なんてわからない…」という人のために、乳酸菌相性チェッカーを用意しました!チェッカーを使って、自分にピッタリな乳酸菌を見つけてくださいね。
管理人:蝶野ハナ
乳酸菌と人との関係、菌株ひとつひとつの個性、数多くの研究データ……乳酸菌って、知れば知るほどスゴいんです。私たちにとって最も身近な細菌について、もっともっと深く知りたくないですか?