菌株 | ビフィズス菌BB536 | ||
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ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | ラブレ菌 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | ― |
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菌株 | プロバイオティクス | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | 乳酸菌EC-12 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | ― |
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菌株 | ヒトに対する エビデンスの有無 |
その他効果 |
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ビフィズス菌BB536 |
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ラブレ菌 | ― | |
プロバイオティクス |
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乳酸菌EC-12 | ― |
腸内のビフィズス菌が増えることで腸内環境が良くなるという研究結果があります。しかし実際に下痢に効果があるのかを、次に紹介する研究で結果がでました。
排便回数が1日2回以上の29名の下痢傾向にある人を対象に研究が行われた。
ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトを30g食べるグループと100g食べるグループに分け、4週間食べてもらった。どちらのグループも、摂取開始の1週間後から排便回数と便の質が大きく改善された。
また今回の研究で、ビフィズス菌BB536を含むヨーグルト100g食べたときの下痢に対する作用と、30g食べたときの下痢に対する作用が同じだということがわかった。
以上の結果から、ビフィズス菌BB536を摂取することで、下痢の症状が改善されることがわかりました。[注1]
…と少しギョッとさせるようなことを書きましたが、下痢が重症化すると、脱水症状や栄養失調を引き起こす可能性が出てきます。
何故かと言うと下痢を引き起こすと、体の水分をはじめとした体液を失い、大切な栄養素を便と一緒に排出されてしまうから。
どんな原因で下痢が起きるのでしょうか。
下痢を起こしてしまう理由は次のように、さまざまあります。
例えばアイスや冷たいものをたくさん食べて、お腹を下してしまった…という経験はありませんか?この時、腸がいつもと違う動きをするために、下痢を引き起こしてしまうのです。
腸には「ぜん動運動」「便からの水分吸収」「腸からの水分分泌」の3つの働きがあります。
ぜん動運動の働きが高まる、もしくは便からの水分吸収の働きが落ちると、十分に水分を吸収できなくなり、便がゆるくなってしまいます。
腸からの水分分泌が増えると、水分量が多くなって水分の吸収が間に合わなくなって、便がゆるくなります。
下痢を改善するには、腸の働きをよくしなければなりません。腸の働きをよくするには腸内環境を整えることが大切。
腸内環境を整える方法は、自分にピッタリな乳酸菌を選んで摂ること!自分に合った乳酸菌を摂らないと、腸内環境から追い出され排出されてしまい、もしくはお腹が痛くなってしまうこともあります。
このサイトでは自分と相性が良い乳酸菌が見つかる、「乳酸菌相性チェッカー」があります。ぜひ診断をしてみて、自分に合った乳酸菌を見つけてくださいね。
管理人:蝶野ハナ
乳酸菌と人との関係、菌株ひとつひとつの個性、数多くの研究データ……乳酸菌って、知れば知るほどスゴいんです。私たちにとって最も身近な細菌について、もっともっと深く知りたくないですか?