菌株 | 乳酸菌B240 |
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ヒトに対するエビデンスの有無 | |
その他効果 |
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菌株 | プロバイオテクス | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | プラズマ乳酸菌 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | ― |
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菌株 | 乳酸菌生成エキス | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | ヒトに対する エビデンスの有無 |
その他効果 |
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乳酸菌B240 | ― | |
プロバイオテクス |
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プラズマ乳酸菌 | ― | |
乳酸菌生成エキス |
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乳酸菌B240には、ウイルスや細菌の侵入に対抗するIgA抗体を増やし、ずっと摂取することでIgA抗体の分泌量が高まるという研究結果が出ています。
そこで乳酸菌B240を摂取することで風邪が引きにくくなるのか、研究が行われました。
65歳以上の男女を対象にして、次のグループに分け、20週間ずっと毎朝錠剤を摂った。
他の乳酸菌の影響を受けないため、ヨーグルトや漬物といった乳酸菌入りの食品は食べないようにさせた。また鼻水、咳、頭痛といった12項目の風邪症状の有無、強さについて、体調日誌をつけてもらった。
日誌の内容を感染症の専門医が分析し風邪を引いたかどうかを調べた結果、乳酸菌を摂っているグループほど風邪を引く割合が少なかった。
乳酸菌B240摂取して4週目以降に、乳酸菌B240を摂取したグループと摂取していないグループとで、風邪を引く人の割合に大きく差が出た。
また乳酸菌B240を多く摂取することで、風邪予防に効果があることもわかった。試験を終えたあと、乳酸菌B240を飲まなかった人が風邪を引いた割合が47.3%だったのに対し、乳酸菌B240を20億個飲んだグループの場合は34.8%、乳酸菌B240を200億個飲んだグループの場合は29%だった。
以上のことから乳酸菌B240を摂ると風邪を予防できる可能性が高くなり、また乳酸菌B240を多く摂るほど風邪を予防する力が高まることがわかりました。
病気の正式名称は「かぜ症候群」。かぜ症候群の原因の80~90%はウイルス感染によるもの。原因となるウイルスはさまざまですが、ライノウイルスやコロナウイルスによるものが多く、複数のウイルスに同時に感染することもあります。
このウイルスがのどや鼻の粘膜に感染し、炎症が起きた状態が風邪です。
意外なことに治療法は存在せず、風邪を引く期間を短縮させる方法もないといわれています。病院で薬が処方されますが、それは症状に合わせた薬や抗生物質の薬…つまり「鼻水」「くしゃみ」「のどの痛み」といった炎症を抑える薬です。風邪のウイルスをやっつける治療ではないということですね。
1年に何度も風邪を引いたり、風邪が治りにくいという人もいるのでは?
実は風邪をひきやすい人とそうでない人の違いは、細菌やウイルスなどの病原体を防ぐ免疫力の違いだということがわかっています。
人の体内で増殖することで風邪になる細菌やウイルスはどこにでも潜んでいますが、通常は免疫力が正常に働いているので、風邪を引くことは珍しいのです。
風邪を引きにくくするには、免疫力を高めることが重要。免疫力を高めるには腸内環境を整えなければなりません。
腸内環境を整えるには、自分にピッタリな乳酸菌を摂ること!もし自分に合わない乳酸菌を摂ると、腸内環境から追い出されて外に排出されたり、場合によってはお腹が痛くなることも。
このサイトでは自分に合った乳酸菌がどれかわからない人のために、「乳酸菌相性チェッカー」を用意しました。相性を診断して、自分にピッタリな乳酸菌を見つけましょう。
管理人:蝶野ハナ
乳酸菌と人との関係、菌株ひとつひとつの個性、数多くの研究データ……乳酸菌って、知れば知るほどスゴいんです。私たちにとって最も身近な細菌について、もっともっと深く知りたくないですか?