菌株 | 乳酸菌EC-12 | ||
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ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | 乳酸菌生成エキス | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | ビフィズス菌BB536 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 |
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菌株 | 乳酸菌EF-2001 | ヒトに対するエビデンスの有無 | その他効果 | - |
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菌株 | ヒトに対する エビデンスの有無 |
その他効果 |
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乳酸菌EC-12 |
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乳酸菌生成エキス |
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ビフィズス菌BB536 |
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乳酸菌EF-2001 |
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動物を対象にした実験結果からEC-12のアトピーに対する効果が予測できたため、人に対して効果があるのかヒトに対してもEC-12を連続飲用する臨床試験を行いました。
22歳~45歳のアトピー性皮膚炎の患者、男女8名(男性5名、女性3名)に乳酸菌EC-12を摂取してもらい、摂取前と摂取後の変化を比べた。
摂取後に、医師がひとりひとりアトピー性皮膚炎に対して乳酸菌EC-12がどれだけ効いたか、有効性の項目に5段階で点数をつけ、患者本人も有効性と満足度の項目に5段階で点数をつけた。
また数値でもわかるように、アレルギー反応の大きさがわかるIgEの数値も比べた。
試験を行った結果、患者8名のうち4名が結果に満足し、医師は3名に対して有効性が高いと評価した。
またハウスダストに対するIgEの数値を比べたところ、8名中5名の患者の数値が下がり、アレルギー反応が低下したことがわかった。
この研究から乳酸菌EC-12を摂取することで、アレルギー反応を低下し、アトピー性皮膚炎が改善することがわかりました。
アレルギーを起こす物質に、免疫細胞が身体から追い出そうと過剰に反応してしまうこと。人が生きていく上で大切な反応ですが、症状が強くなると、日常生活に支障が出てしまいます。
反応やアレルギーのもと、身体のどこに出てくるかは人によってさまざま。
例えば花粉で反応すると、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目がかゆくなったりすると花粉症に。ハウスダストに過剰に反応する場合、部屋を掃除すると咳が出てしまうということがあります。
アレルギー反応を起こす原因は多くの場合、免疫のバランスが崩れることによって起こるといわれています。
免疫のバランスが崩れるのは、いくつか理由があります。
加齢によって、骨髄にある細胞から免疫細胞に変身する能力が落ち、免疫細胞が減ります。また元々ある免疫細胞自体の機能も若いころより低下するため、加齢による免疫力の低下は避けられません。
乳幼児や子どもも免疫力が低いと言われています。新生児のうちは母親にもらった免疫力で守られていますが、乳幼児や子どもは免疫を得る最中なので、感染症にかかりやすくなります。
強いストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れ、免疫力が弱まります。
また女性特有の月経前症候群(PMS)によるストレスも、免疫力が弱まります。冷えもストレスのひとつで、体が冷えることで血管が収縮して血流が悪くなり、免疫細胞が運ばれにくくなり、免疫力の低下に繋がります。
また睡眠が6時間以下で時間が短い人や、眠りの質が低い人も免疫力が低下します。
では免疫のバランスを整えるにはどうすれば良いでしょうか。それは腸内環境を整えることです。
腸内環境を整えるには、自分に合った乳酸菌を摂ることが大切。もし自分に合わない乳酸菌を摂ると、腸内環境に合わない乳酸菌として排出されるか、場合によってはお腹を壊してしまうことも…。
自分に合った乳酸菌がどれかわからない人のために、「乳酸菌相性チェッカー」を用意しました。相性抜群な乳酸菌を摂取して、アレルギーの改善に努めましょう。
管理人:蝶野ハナ
乳酸菌と人との関係、菌株ひとつひとつの個性、数多くの研究データ……乳酸菌って、知れば知るほどスゴいんです。私たちにとって最も身近な細菌について、もっともっと深く知りたくないですか?