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プレミアガセリ菌CP2305

プレミアガセリ菌CP2305は、正式名称を「L.gasseri CP2305」といい、他に「C-23ガセリ菌(CP2305株)」等の名称があるガセリ菌の一種で、ヒト由来の乳酸菌です。腸内環境を改善するという効果などがあり、機能性表示食品の関与成分になっています。

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プレミアガセリ菌CP2305の特徴

ビフィズス菌とは

「プレミアガセリ菌CP2305」はカルピス社の商標で、機能性表示食品の清涼飲料水に使用されています。乳酸菌の中には摂取しても定着せずに体外に排出されてしまうものも多いですが、プレミアガセリ菌は腸になじむ性質を持っており、腸内フローラの構成菌の一員となっておなかの調子を整えてくれます。

よく乳酸菌商品のキャッチコピーで「腸まで届く」というワードが見られますが、この言葉に「腸まで生きて届く」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし乳酸菌には、生きた状態であろうと死菌であろうと体にいい効果があるものもたくさん存在し、プレミアガセリ菌CP2305は生菌でも死菌でも効果を得ることができる菌です。死菌は保存状態や加熱に気を使う必要がないため、日々の習慣として活用しやすいという利点があります。

プレミアガセリ菌CP2305の効果

便秘や下痢の改善

プレミアガセリ菌CP2305には、便秘や下痢の症状を改善し、腸内環境を整えるという効果があります。実際に「便秘気味」、「下痢気味」の人たちに向けておこなわれた試験結果(詳しくは後述する「プレミアガセリ菌CP2305による整腸効果と安眠効果」をご覧ください)において、プレミアガセリ菌CP2305を摂取した際の症状の改善が認められました。プレミアガセリ菌CP2305を取り入れることにより、腸内腐敗物質が減少したり、善玉菌(ビフィズス菌など)が増加したりすることで、腸内環境の改善効果が期待できます。

ストレスを緩和

乳酸菌が腸にいいということは、かなり多くの人に知られている事実です。しかし、乳酸菌と“脳”の関係については、あまり詳しくないという人のほうが多いですよね。プレミアガセリ菌CP2305は、腸だけではなく脳にも働き掛けることができる乳酸菌です。

脳と腸は、実は自律神経を通じて互いに影響の強い関係です。これを「脳腸相関」といいます。ストレスを感じたり緊張したりするとおなかが痛くなってしまう、という現象が起こることがありますが、これは脳腸相関によるものです。プレミアガセリ菌CP2305は腸に定着することによって、自律神経を介して脳に働きかけます。そうすることによってストレスを緩和し、さらに腸の働きを正常化させる効果があるのです。この効果により、「ストレス→腹痛→ストレス…」といった悪循環をストップさせ、脳腸相関をいいサイクルに戻すことが期待できます。

さらに、プレミアガセリ菌CP2305にはリラックス効果も発見されています。プレミアガセリ菌CP2305を取り入れることによって、不安感が和らいだり、安眠が持続したりする効果が認められているのです。このように、プレミアガセリ菌CP2305は脳と腸の両方に作用することで、現代人が感じやすいストレスの緩和に役立てることができます。

プレミアガセリ菌CP2305の研究

整腸効果と安眠効果

プレミアガセリ菌CP2305は、腸から脳への神経を伝達して働きかけ、整腸効果・安眠効果などの作用を発揮することが確認されています。以下は、プレミアガセリ菌CP2305が人の健康に与える効果を確かめることができた、ヒト試験の内容です。

整腸効果(ヒト試験)

便秘気味の人20人、下痢気味の人20人それぞれに、プレミアガセリ菌CP2305を配合している飲料水と、配合していない飲料水を3週間飲んでもらう試験がおこなわれました。試験後便の状態を調べた結果、プレミアガセリ菌CP2305を含んでいる飲料水には、便秘や軟便を改善させる効果が見られました。

この図をみると、便秘気味の人は便の状態がやわらかく、下痢気味の人は便が固く変化していることがわかります。硬すぎる便や柔らかすぎる便を最適な状態に近づけることにより、便秘や下痢の症状を改善させる整腸効果があることが示唆されたデータです。

ストレス緩和効果(ヒト試験)

さらに別の試験では、医学生が対象となりました。解剖実習でストレスを受けやすく、不安感や不眠などの症状を抱えている医学生に対し、心理状態を調べる試験です。医学部2年生24名に、プレミアガセリ菌CP2305を含む発酵乳と含まない発酵乳を実習期間中2カ月にわたって飲んでもらい、アンケートにて不安感や睡眠状態などを調査しました。その結果、プレミアガセリ菌CP2305を配合している発酵乳には、ストレスの緩和や改善効果があることが認められました。

プレミアガセリ菌CP2305を配合している飲料を飲むと、不安感が和らぎ、質のいい睡眠が維持されていることが分かります。

脳腸相関とプレミアガセリ菌CP2305の関係について

プレミアガセリ菌CP2305は、「脳腸相関」に着目することによって、体の健康に役立つ仕組みになっています。以下は、脳腸相関にプレミアガセリ菌CP2305が与える影響について調べた研究結果です。

実験1【腸から脳へのメッセージ】

ストレス負荷により下痢症状を起こしているマウスに、プレミアガセリ菌CP2305を与えた場合と与えなかった場合において、脳の中枢に向かう神経活動がどんな変化を見せるのかを観察しました。その結果、プレミアガセリ菌CP2305を与えることによって、迷走神経活動量が上昇していることがわかりました。プレミアガセリ菌CP2305の腸への刺激が、迷走神経を通じて脳へ伝わっていることが確認できる実験結果です。

実験2【大脳の活動】

ストレスを感じている人がプレミアガセリ菌CP2305を4週間摂取した場合、脳内血液量がどんな変化を見せるのかを調査しました。その結果、接種前より接種後のほうが血液量が上昇していることがわかりました。この変化は、プレミアガセリ菌CP2305が腸から脳へ、そして脳から各部位へメッセージを送る準備がおこなわれたと考えられています。

実験3【ストレスホルモンへの影響】

ストレスを感じている人がプレミアガセリ菌CP2305を4週間飲んだ場合と飲まなかった場合において、コルチゾールというストレスホルモンの濃度がどのように変化するのかが調べられました。結果、プレミアガセリ菌CP2305を飲んだ場合において、ストレスホルモンの濃度が減少していることが分かりました。ストレスホルモンの分泌を抑制させることにより、ストレスや感受性を低下させたと考えられています。

実験4【脳から腸への働き】

ストレス負荷によって下痢の症状を起こしているマウスに対し、プレミアガセリ菌CP2305を与えた場合と与えなかった場合において、骨盤神経(大腸の機能をつかさどる神経)がどんな変化を見せるのか調べられました。その結果、プレミアガセリ菌CP2305を与えた場合において、骨盤神経活動量が増加していることが分かりました。ストレス負荷時にも、腸の動きを抑制する骨盤神経の活動を健全に保つことができて、脳からのメッセージが腸などの各部位へ伝わったことが示されています。

生菌でも死菌でも効果あり

プレミアガセリ菌CP2305は生菌でも死菌でも効果があるとされている乳酸菌です。そのため、プレミアガセリ菌CP2305を使用した飲料は、長期保存にも常温保存にも強く、毎日の習慣として取り入れやすい形になっていることが特徴です。生菌と死菌それぞれの効果も、実験によって実証されています。ストレス負荷によって下痢の症状を起こしているマウスに、生菌のと死菌のを与えた場合、どのような変化があるのか便の状態を調べました。その結果、殺菌した菌も生菌も、それぞれ下痢の状態が改善できることがわかっています。冷蔵保存が必須ではないため、自宅から持ち運んで会社のデスクで飲むなど、気軽にどこでも取り入れられるところがメリットです。

プレミアガセリ菌CP2305配合商品

カルピス 届く強さの乳酸菌

プレミアガセリ菌CP2305が1本に100億個配合された清涼飲料水です。「届く強さの乳酸菌」という名前よりも「プレミアガセリ菌CP2305」というロゴがしっかりと主張されているパッケージで、カルピスブランドがとても自信を持ってこの商品を提供していることがわかります。推奨摂取量は1日1本が目安。常温でも冷蔵でも置いておけるため保存しやすく、1日のうちいつ飲んでもOKなので持ち運びにも便利。1本は100mlと飲み切りやすいサイズでもあるため、朝食時に、お風呂上がりに、通勤時にと、毎日の習慣として続けやすいところがポイントです。おいしさにもこだわっていて、飲みごたえをしっかり残しつつも癖の少ない飲みやすい味わいに仕上げています。

カルピス ココカラケア

C-23ガセリ菌(ラクトバチルス・ガセリCP2305株)を使用したサプリメントです。1日の目安量である2粒に「C-23ガセリ菌」を13.2mg配合しています。そのまま噛んでも水と一緒に飲んでもOKなので、習慣として取り入れやすいところがメリットです。腸内環境よりもどちらかというと“ストレス緩和”機能に重点を置いていることをアピールしているサプリで、毎日の心と体の健康に役立てることができます。

自分に合った菌を摂取することが重要

どんなに素晴らしい効果が報告されている乳酸菌であっても、それが誰にでも効くというわけではありません。菌と腸内環境には相性があり、自分の腸に合っていない菌を摂取しても、あまり意味がないのです。いろいろ買ってみて試してみる、というのも楽しいかもしれませんが、自分に合う菌と出会うためには、それなりにお金と時間をかける必要があります。

そこで、自分に合った菌を探すのに役立つツールとして「乳酸菌相性チェッカー」を用意してみました。乳酸菌選びで迷っている方は、ぜひ活用してみてください!

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参照元

  1. アサヒ飲料「届く強さの乳酸菌『プレミアガセリ菌CP2305』配合」:https://www.asahiinryo.co.jp/todokutsuyosano/
  2. アサヒ飲料「なるほど!がいっぱい!研究ノート」:https://www.asahiinryo.co.jp/rd/note/cp2305_top.html
  3. アサヒカルピスウェルネス株式会社「乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が有益な生体機能調節を引き出すことを確認」:https://www.asahicalpis-w.co.jp/company/press/2015/20140908/

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管理人:蝶野ハナ

蝶野ハナ

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