「乳酸菌」とひと口に言っても、その種類は現在研究されているものだけで300種以上もあり、さらに菌株によっても性質が異なります。当サイトは、世の中に存在するあらゆる乳酸菌を徹底的に調査し、その詳しい性質や効果・効能をわかりやすくご紹介いたします。
乳酸菌とは、代謝によって乳酸を作り出す細菌の総称。私たちの腸内や自然界に広く存在しているほか、さまざまな食品の製造に利用されている、とても身近な細菌の一種です。
乳酸菌は形態的な違いにより球状の乳酸球菌と棒状の乳酸桿菌に分けられ、さらに12以上の属に分けられています。その種類は、現在研究されているものだけで300種以上にのぼります。
しかも、同じ名前の乳酸菌であっても、菌株によって微妙に異なる特徴や性質があり、プロバイオティクスとして利用する場合には、その違いが重要な意味を持つことになります。乳酸菌の力を健康に役立てるためには、種類ごとの違いを知り、適切な菌を選択することが大切です。
選ぶ前に菌の特徴を知ることが大切!
乳酸菌は種類によって特徴が違います!免疫力を強くしてくれるものもあれば、感染症を予防する乳酸菌もあるのです。それぞれの特徴を知って自分に合っていそうなものはどれかチェックしていきましょう。
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ひとつ注意してほしいポイントがあります。
それは、どんな優れた働きを持つ乳酸菌であっても、自分に合うとは限らないということです。
乳酸菌には非常の多くの種類がありますが、私たちの腸内環境はひとりひとり異なり、相性によって「合う菌」「合わない菌」があるのです。自分に合わない菌をいくら摂っても、すぐに体内から排出されてしまい、期待していた変化は得られません。
つまり、自分の悩みに合わせて菌を選ぶだけでなく、自分の腸内環境に合うかどうかを判断することも重要なのです。
「乳酸菌生成エキス」とは、乳酸菌や酵母、大豆などを発酵熟成して生成するエキスのこと。特定の菌を摂取するのではなく、自分の中にある乳酸菌を育てるための成分です。そのため、どんな人にもオススメできる優れモノなんです!
世の中に存在する乳酸菌には数えきれないほどの種類があり、商品化されているものだけでも膨大な数があります。そのため、自分と相性の良い菌を見付けるためには、それなりの覚悟をもって、根気よく挑まなくてはなりません。
しかし、自分にピッタリの菌を見付けるのは、それだけの価値があること。それこそ、一生をかけて、理想の乳酸菌を追求し続けるくらいの気持ちで挑むことが大切です。
どうやって自分にピッタリの菌を見付けたら良いかわからない! という方には、下記ページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
腸内細菌の比率などがわかる「腸内フローラ検査」を行っている医療機関もあります。少量の便を採取して、腸内環境を調べるものです。費用は2万円くらいからですが、自分の腸内フローラの状態を知りたい人は試してみるのもいいかもしれません。
細菌は生まれてすぐに、赤ちゃんの体内に入っていきます。産道を通る時、抱き上げられた時…その瞬間、瞬間にお母さんや家族の菌が棲みはじめるのです!離乳時期までには、その人の腸内フローラが完成し、生涯を通じて維持されると考えられているんです。では、後から入ってきた乳酸菌はどうなってしまうのでしょう?
私たちの健康や美容のほとんどは腸の健康状態で左右されます。腸の健康の鍵となるのは善玉菌。善玉菌が多いと有害物質を体内から排出してくれ、その結果免疫力が高まり、お腹や肌の調子がよくなります。逆に腸が不健康だと便秘や下痢を起こしやすくなって、顔にニキビができるなど、悪循環が生まれます。
というのも、生菌・死菌に関わらず、その人に合った菌でなければ排出されてしまうので、腸内に届いても意味がないからです。なので生菌・死菌にこだわる前に、まず自分の腸内環境や乳酸菌の特徴をよく知ることが大切。自分に合った乳酸菌を取り入れて、腸内環境を整えていきましょうね。
日本で売られているヨーグルトの種類は約7,500種類以上といわれています。しかしそのなかから、自分に合った乳酸菌が含まれたヨーグルトを選ばないと、せっかく食べても意味がなくなってしまうのです。
自分に合った乳酸菌を摂るにはどのような方法があるのか、ご紹介します。
乳酸菌は自分に合うものを選ばなければ意味がありません。サプリの名前に書かれていることもありますが、書いてない場合はパッケージの原材料名や、公式サイトの商品紹介ページで乳酸菌の種類を確認しましょう。
サプリメントは2週間~3か月間は毎日飲み続けたいところ。そのため価格も大切ですが、毎日摂取するものなので、飲みやすさも重要です。
また残りがなくなった時に、すぐに手に入りやすいものかもチェックしておくと良いでしょう。
管理人:蝶野ハナ
乳酸菌と人との関係、菌株ひとつひとつの個性、数多くの研究データ……乳酸菌って、知れば知るほどスゴいんです。私たちにとって最も身近な細菌について、もっともっと深く知りたくないですか?